瞑想や呼吸法の目的

 

 瞑想や呼吸法の目的

 

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

第3回 偽りの鎧について

第4回 身体について

第5回 ブルースリー先生の教え

今回は?瞑想や呼吸法の目的

 

「いまここを感じることと座禅や瞑想で心頭滅却して雑念を払うことのどこが一緒なんですか?」

『で?三休は座禅や瞑想で雑念を払うことができたかの?』

「あっ、いや、その…」

『雑念を払うというのは難しかろう?』

「考えまいとすればするほど、かえって考えちゃうんです」

『そのとおり!考えないようにするというのはとても難しいんじゃよ』

「やはり悟りを開くまで修行を積むしかないんですか?」

『いや。この瞬間にも雑念を払うことはできるぞい』

「え?ど、どうやって?」

『その方法はもう教えてあるぞ』

「ええっ?そうでしたっけ?」

(^^;)ゞ

 

 

つづきはブログにて

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『雑念を払う方法のヒントはブルースリー先生じゃ』

「あっ!Don’t think! Feel!」

『そのとおり。考えるな!感じろじゃ。考えないようにするのは難しい。いったん雑念が消えたとしてもすぐに気になっていることを考え始めるじゃろう』

「考えないぞって考えてることもありますね」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪そのとおりじゃ。というわけで考えないようにするのではなく、感じるようにするのがコツなんじゃ』

「考えないようにするのではなく、感じる…」

『目をつぶって呼吸に注目してみるんじゃ!』

「こ、呼吸に注目って?どうすればいいんです?」

『ゆっくりと息をすうてみい』

「(すううう~~~)」

『鼻を通っていく空気の流れを感じるか?』

「はい。涼しい空気が鼻を通っていきます」

『もう一度息を吸いながら、今度は胸やおなかが膨らんでいく動きを感じてみるんじゃ』

「(すううう~~~)あっ!胸が広がっていく!」

『呼吸に伴って身体にはいろんな感覚が生じるじゃろう。何か一つ目標をさだめてその感覚に気付いておくんじゃ。さあ、しばらく呼吸に注目するんじゃ』

「(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)…」

『さて、三休よ、3分ほどたったぞ。どうじゃった?』

「ええと、鼻の感覚に注目してみました」

『で?』

「最初は集中できたんですけど…」

『また雑念がでたというわけか?』

「そうなんです。ダメだなあ!私って集中力ないですねえ」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪呼吸に注目する。すると集中できている間は雑念が消える。ところが集中が途切れると雑念がでてくる。そうじゃな?』

「はい。面目ないです…」

『それが普通じゃよ。集中が途切れて雑念が出る。雑念が出たことに気付く。また呼吸に集中する。その繰り返しでマインドフルネスを徐々に鍛えていくんじゃ』

「な、なるほど!」

『人は自分の思考のほとんどに気付いていない。ほんの時たま、ハッと我に返った瞬間だけ自分が何をかんがえているのかに気付くんじゃ』

「ハッと我に返った瞬間だけ…」

『ハッと我に返った瞬間だけ…そこだけがマインドフルネスなのじゃ。呼吸法や瞑想は雑念に気付くトレーニングじゃ。地道に努力を続けているとやがて実生活の修羅場の中でハッと我に返る瞬間がでてくる』

「実生活の修羅場って?」

『クヨクヨしている真っ最中や怒りにとらわれているまさにその瞬間じゃ』

「それがマインドフルネスなんですね」

『そのとおり!』

「で?そのあとはどうすればいいんです?」

『そうじゃなあ。とりあえず靴を突っ込んどくんじゃな』

「く、靴をつっこむ??」

つづく

 

次回からは具体的なシーンで解説します。

 

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